[10a-Z25-1~9] 12.2 評価・基礎物性

[10a-Z25-7] in situ赤外分光測定によるCoプルシャンブルー類似体の酸化反応観察

〇丹羽 秀治^1,2,3、守屋 利昭¹、柴田 恭幸⁴、守友 浩^1,2,3 (1.筑波大数物科、2.筑波大数物系、3.筑波大TREMS、4.群馬高専)

キーワード：赤外吸収分光, プルシャンブルー類似体, 二次電池

本研究では、X線吸収分光法と比べて簡便なin situ赤外吸収分光法を用いて、Coプルシャンブルー類似体(Co-PBA)の酸化還元サイトの同定を試みた。CN^-伸縮モードのピーク位置がFe^IIとFe^IIIで異なるという経験則から、Na_xCo[Fe(CN)₆]_0.90 、Na_xCo[Fe(CN)₆]_0.81、Na_xCo[Fe(CN)₆]_0.71の酸化還元サイトの同定を行う。