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[10a-Z27-10] 有限要素法を用いたガンマ線検出用TES型マイクロカロリメータの熱伝導シミュレーション
キーワード:超伝導転移端温度計, ガンマ線検出器, 有限要素法
我々は数 MeV程度の高いエネルギー領域のガンマ線に対してより優れたエネルギー分解能を有するガンマ線検出器の開発を目指している。ガンマ線はX線に比べてエネルギーが高く透過力が強いため、X線検出用とは検出器の構造に違いが生じる。検出器の構造の違いによって生じる影響を評価し、熱伝導を制御した検出器を開発するため、有限要素法を用いた熱伝導シミュレーションをおこなった。