2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[10a-Z27-1~10] 11.4 アナログ応用および関連技術

2020年9月10日(木) 08:30 〜 11:15 Z27

成瀬 雅人(埼玉大)、丸山 道隆(産総研)

10:30 〜 10:45

[10a-Z27-8] 多素子化超伝導転移端センサを用いた単一光子検出

〇(P)今野 俊生1、鷹巣 幸子1、服部 香里1、福田 大治1,2 (1.産総研、2.東大オペランド計測)

キーワード:超伝導, 超伝導転移端センサ, マイクロ熱量計

超伝導転移端センサ(TES)は単一光子に対して高エネルギー分解能、低暗計数率を誇り、光子数識別を行うことが可能である。我々はTESを用いて広波長域の光子を検出・分光して高速でスペクトルを得ることを目的としている。本研究では、動作効率の向上のために多素子化TESを作成してマルチモードファイバーと組み合わせている。今回は複数素子同時動作の実証と素子間でのクロストークの評価を行っているので報告する。