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[10a-Z29-10] 原子打ち込みによるTMDドーピング法の開発とそのデバイス応用
キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド, 半導体, ドーピング
本研究の目的は原子層とくに遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)原子層への高精度なドーパント導入法の確立である。ドーパントの導入によるpおよびn型の制御は、半導体デバイスにおいて最も重要な技術の一つである。本研究ではTMD原子層へ適用可能な制御性の高いドーピング法として低エネルギー原子ビーム照射に着目し、その有効性を調べた。今回の発表では単~数層WSe2にNb原子をドーピングしてp型半導体を作製した。