2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 超伝導が実現した先端計測技術~SQUIDの最新応用例~

[10p-Z01-1~6] 超伝導が実現した先端計測技術~SQUIDの最新応用例~

2020年9月10日(木) 13:30 〜 17:05 Z01

堺 健司(岡山大)、神鳥 明彦(日立製作所)

15:50 〜 16:20

[10p-Z01-4] SQUID磁気神経イメージング装置の開発

足立 善昭1、川端 茂徳2 (1.金沢工大、2.東京医歯大)

キーワード:超伝導量子干渉素子

われわれは、脊髄・脊髄神経、末梢神経の機能イメージングを非侵襲的に行うための、超伝導量子干渉素子(SQUID)磁束計を適用した生体磁気計測システムの開発を進めている。とくに脊髄は脳や心臓とは異なり、体表面電位計測では診断に必要な分解能が得られないため、生体磁気計測による「脊磁図」が唯一の機能評価法であり、脊椎疾患の診断の強力なツールとなりうる。本講演では最新の開発状況と臨床応用について報告する。