[10p-Z03-1~7] プラズマ誘起生体反応の機構解明研究のフロンティア

[10p-Z03-1] 講演キャンセル　大気圧非平衡プラズマを用いた糖鎖機能理解の深化とその利用

池原 早苗¹、秋元 義弘²、山口 高志¹、榊田 創³、堀 勝⁴、〇池原 譲^1,3 (1.千葉大医、2.杏林大医、3.産総研、4.名古屋大工)

キーワード：低温大気圧プラズマ, タンパク質凝集, 糖鎖修飾

演者の研究のキャリアは、胃癌に出現するSTn抗原という癌関​​連糖鎖の合成を担うシアル酸転移酵素遺伝子の発見から始まり、糖鎖機能を展開したドラッグデリバリー技術の開発研究、疾患糖鎖バイオマーカーの開発実用化へと進んできました。現在、私たちの研究グル―プは、タンパク質や組織の電気的状態をプラズマ技術を使用することで変化させて、糖鎖の生物学的機能までも変えてしまおうとする試みを行う段階に来ています。シンポジウムでは、プラズマ科学と糖鎖生物学を組み合わせたこの新しい研究領域を紹介し、議論したいと思います。