2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

シンポジウム(口頭講演)

シンポジウム » 機能性酸化物のイオンと電子が織りなす蓄・創エネルギーデバイスの新展開

[10p-Z07-1~6] 機能性酸化物のイオンと電子が織りなす蓄・創エネルギーデバイスの新展開

2020年9月10日(木) 13:30 〜 17:00 Z07

田中 秀和(阪大)、秋永 広幸(産総研)

13:30 〜 14:00

[10p-Z07-1] 全固体電池の開発とその周辺のサイエンス

菅野 了次1 (1.東京工業大学)

キーワード:固体電池, リチウムイオン導電体

固体中をイオンが高速で拡散する物質は、超イオン導電体や固体電解質などと呼ばれ、電池やセンサーへの応用が期待されてきた。最近リチウム系では、イオン導電率が室温で10-2 Scm-1を超える物質が見出されるとともに全固体電池が他の電池系と比較して優れた出力特性を持つことが明らかになった。物質開拓と蓄電池の固体化に伴ういくつかのトピックスを講演では述べる。