2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.6 ナノバイオテクノロジー

[10p-Z12-1~21] 12.6 ナノバイオテクノロジー

2020年9月10日(木) 12:30 〜 18:45 Z12

渡辺 信嗣(金沢大)、早水 裕平(東工大)、淺川 雅(金沢大)、田和 圭子(関西学院大)、山下 隼人(阪大)

17:00 〜 17:15

[10p-Z12-16] 自己組織化ペプチドによる平面脂質二重膜の側方拡散制御

〇(M1)中村 慶己1、野口 紘長1、月岩 未来乃1、早水 裕平1 (1.東工大)

キーワード:自己組織化, 脂質二重膜, 二次元材料

グラフェンに代表される二次元材料を支持基板とした平面脂質膜バイオセンサは、膜タンパク質を組み込むことで生体分子を高感度に検出可能なプラットホームとして注目を集めている。脂質膜の側方拡散性の制御は生体分子の相互作用を理解するうえで重要である。本研究では、六方晶窒化ホウ素表面に単分子膜構造を形成する自己組織化ペプチドを脂質膜形成のための接着層として用いることで、平面脂質膜の側方拡散を制御した。