2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

[10p-Z17-1~19] 3.12 ナノ領域光科学・近接場光学

2020年9月10日(木) 13:00 〜 18:15 Z17

伊藤 民武(産総研)、久保 敦(筑波大)、梶川 浩太郎(東工大)

17:15 〜 17:30

[10p-Z17-16] サーモプラズモニクスを用いたナノメンブレンのガス透過性制御

友松 遼一1、藤川 茂紀1,2、君塚 信夫1,2 (1.九大院工、2.九大CMS)

キーワード:CO₂回収, 膜分離, サーモプラズモニクス

地球温暖化対策の一つとして膜分離によるCO₂排出源でのCO₂回収が注目を集めている。本研究では分離膜の透過性向上を目指し、銀ナノ粒子(AgNP)が表面に高密度に集積されたガス分離膜を作製し、分離膜への光照射による加熱効果(サーモプラズモニクス)を利用して、粒子近傍を加熱し、周囲の高分子鎖の熱運動誘起による、ガス透過性の向上を行ったので報告する。