16:45 〜 17:00
△ [10p-Z18-14] 円環可飽和吸収領域を導入したフォトニック結晶レーザーの短パルス・高ピーク出力発振(II)
キーワード:フォトニック結晶, 半導体レーザー, 自励パルス発振
フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶のバンド端共振作用をレーザー共振器として用いた面発光型の半導体レーザーである。前回、我々は、二重円環可飽和吸収領域を導入したPCSELを作製し、パルス幅~30ps, ピーク出力20W級の自励パルス発振の実証に成功した。今回は上記の実験結果について、数値計算結果との比較を含めて詳細に報告するとともに、更なる高出力設計(~300W)を行った結果についても報告する。