2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.11 フォトニック構造・現象

[10p-Z18-1~16] 3.11 フォトニック構造・現象

2020年9月10日(木) 13:10 〜 17:30 Z18

岩本 敏(東大)、高橋 和(大阪府立大)、デ・ゾイサ メーナカ(京大)

17:15 〜 17:30

[10p-Z18-16] 屈折率勾配を導入したフォトニック結晶レーザーの自励パルス発振動作の観測 (II) ―注入電流依存性―

井上 卓也1、吉田 昌宏1、森田 遼平1、De Zoysa Menaka1、石崎 賢司1、野田 進1 (1.京大院工)

キーワード:フォトニック結晶レーザー, フォトニック結晶, 短パルス

フォトニック結晶レーザー(PCSEL)は、2次元フォトニック結晶における大面積バンド端共振作用を利用した高輝度半導体レーザーである。我々は、これまで、可飽和吸収領域を利用した受動Qスイッチングにより、パルス幅35ps未満・ピーク出力20W級の自励パルス発振動作の実証に成功している。さらに前回、面内に屈折率勾配を導入したPCSELにおいて、可飽和吸収効果を利用することなく自励パルス発振動作の観測に成功した。今回、上記のデバイスについて、ピーク出力の注入電流依存性等の詳細な評価結果を報告する。