[10p-Z21-1~15] 3.10 光量子物理・技術

△ [10p-Z21-11] 量子インターネットのためのファイバ結合型 PPLN 周波数変換器

〇村上 翔一¹、藤本 倫太朗¹、生田 力三^1,2、小林 俊輝^1,2、井上 飛鳥³、梅木 毅伺³、笠原 亮一³、向井 哲哉⁴、井元 信之²、山本 俊^1,2 (1.阪大基、2.阪大QIQB、3.NTT先端集積デバイス研、4.NTT物性研)

キーワード：量子周波数変換, PPLN導波路, 量子インターネット

量子周波数変換は様々な量子系を光でつなぐインターフェースとして重要な役割を果たす。量子情報の実用化、大規模化に伴う実験系の複雑化に対応するには、量子周波数変換の光学系をファイバーベースで小型化していく必要がある。今回異なる2波長(1550 nm帯, 780 nm帯)に対する入出力を有するファイバピグテール型の4ポートPPLN導波路モジュールの量子周波数変換への適用に向けた基本特性を評価したので報告する。