[10p-Z21-1~15] 3.10 光量子物理・技術

[10p-Z21-5] 同一空間モードに生成したもつれ光子対の空間的分離に関する研究

〇亀井 祐希¹、曹 博¹、岡本 亮^1,2、竹内 繁樹¹ (1.京大院工、2.JST さきがけ)

キーワード：2光子量子干渉, パラメトリック下方変換

量子もつれ光子対源は、光量子回路や量子計測分野において重要な光源である。それらの応用の一部では、2つの光子が異なる空間モードに生成される必要がある。一方、量子もつれ光子対源の大強度化へ向けて研究されているデバイスの中には同一の空間モードにしか光子対を生成されないものがある。今回、2光子量子干渉を用いた分離方法を用い、同一の空間モードに発生した光子対を異なる空間モードに分離したので報告する。