2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[10p-Z24-1~16] 3.9 テラヘルツ全般

2020年9月10日(木) 13:25 〜 17:30 Z24

諸橋 功(情通機構)、有川 敬(京大)

14:45 〜 15:00

[10p-Z24-7] 共鳴トンネルダイオードテラヘルツ発振器のパルス注入同期ダイナミクス

有川 敬1、金 在瑛2、向井 俊和2、西上 直毅3、冨士田 誠之3、永妻 忠夫3、田中 耕一郎1,4 (1.京大院理、2.ローム、3.阪大基礎工、4.京大iCeMS)

キーワード:テラヘルツ, 共鳴トンネルダイオード, 注入同期

共鳴トンネルダイオード(RTD)発振器は室温動作する連続テラヘルツ波源であり、社会実装に適した半導体デバイスとして注目を浴びている[1]。我々はこれまでRTD発振器を位相安定なピコ秒テラヘルツパルスで注入同期[2,3]し、出力電場の波形を時間領域で測定する手法を開発してきた[4]。本発表では、観測される電場波形からRTDの放射成分を抽出し、位相同期ダイナミクスを観測することに成功したので報告する。