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[10p-Z28-18] 腸内細菌叢の非侵襲評価のための呼気メタノール計測用バイオスニファ
キーワード:バイオセンサ, メタノール, 腸内細菌叢
近年、腸内細菌叢が免疫機能と関連することが報告されている。特にBacteroidetes門に分類される腸内細菌は、食物繊維のペクチンを分解する過程でメタノール(MeOH)を生成し、MeOHは呼気へと放出される。したがって、呼気中のMeOH濃度を計測することで腸内細菌の簡便かつ非侵襲的な状態把握が可能であると考えられる。本研究では、酵素反応を利用したMeOHガス計測用生化学式ガスセンサ(バイオスニファ)を開発し、呼気MeOH計測への応用の可能性を検討した。