2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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シンポジウム(口頭講演)

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[10p-Z29-1~13] 二次元物質科学:二次元物質と集積構造が拓く新しい科学と応用

2020年9月10日(木) 13:30 〜 18:30 Z29

長汐 晃輔(東大)、吾郷 浩樹(九大)、岡田 晋(筑波大)

14:05 〜 14:20

[10p-Z29-3] 原子層面内ヘテロ接合を用いた発光デバイス

蒲 江1、Li Ming-Yang2,3、Huang Jing-Kai4、和田 尚樹5、高口 裕平5、Zhang Wenjin6、宮内 雄平6、松田 一成6、宮田 耕充5、Li Lain-Jong3,4、竹延 大志1 (1.名大工、2.Academia Sinica、3.TSMC、4.KAUST、5.東京都立大理、6.京大エネ研)

キーワード:遷移金属ダイカルコゲナイド, 面内ヘテロ接合, 電解質

遷移金属ダイカルコゲナイド(TMDC)によるヘテロ構造は異なる電子構造を有する原子層を精密制御でき、新たな光物性/機能の創出が期待できる。本研究では、大面積化かつ位置制御可能なTMDC面内ヘテロ接合の作製技術を開発し、電解質を用いた構造と組み合わせることでヘテロ接合発光デバイスの実現を試みた。また、様々な高品質ヘテロ接合単層膜も作製し、電流励起発光の空間分解を行うことで接合界面における発光特性の解明も行った。