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[11a-Z06-1] 原子間力顕微鏡におけるPaulingの化学結合論
キーワード:原子間力顕微鏡, 半導体, 元素識別
本件では、原子間力顕微鏡によって単原子スケールで測定した化学結合力エネルギーに対して、Paulingの化学結合論を適用した我々の研究結果を報告する。Paulingの化学結合論を基にした分析により、表面原子、または、探針原子の元素識別、そして、表面原子の電気陰性度測定を行えることを見出した。これらの結果は、Paulingの化学結合論が原子スケールにおいても良く成り立つことを示している。