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[11a-Z13-8] ポルフィリン誘導体の分子間配位結合を利用した分子配向制御
キーワード:分子配向, ポルフィリン, pMAIRS
さまざまな薄膜デバイスに用いられるポルフィリン誘導体は,置換基と中心金属を選択することで分子凝集構造を制御できるという特徴をもつ.本研究では,tetrapyridylporphyrinに着目し,中心金属とピリジル基との配位結合を利用して薄膜中の分子配向を制御した.その結果,同じように芳香環を置換基としてもつポルフィリン誘導体では実現が困難であった,Edge-on配向膜を初めて作製できた.