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[11a-Z13-9] DNTT前駆体の薄膜に特有な構造転換反応の研究
キーワード:前駆体法, 分子配向, pMAIRS
DNTTの可溶性前駆体であるDNTT-PMIは2種類の立体異性体(endo型、exo型)をもち、加熱によりDNTTへと転化する。本研究では、DNTT-PMIの立体異性の違いが薄膜中のDNTTへの熱転化反応に及ぼす影響を、pMAIRS法とGIXD法を組み合わせて調べた。その結果、endo型では転化反応が進行するものの、exo型は結晶化のみ進行し、転化反応は起こらないことがわかった。