[11p-Z07-1~14] 6.3 酸化物エレクトロニクス

[11p-Z07-13] 酸素過剰アモルファスAl₂O₃の電子状態：第一原理計算

〇籾田 浩義¹、芦澤 公一²、大塚 尚孝²、佐々木 勝寛²、小口 多美夫¹ (1.阪大産研、2.UACJ)

キーワード：第一原理計算, アモルファス酸化物

本研究は、酸素過剰アモルファスAl₂O₃におけるバンドギャップ近傍の電子状態を理論的に明らかにすることを目的とする。アモルファスモデル構造を用いた第一原理計算により、過剰酸素が作るO-O結合に由来したバンドが価電子帯上端および伝導体下端に出現することが示される。また、過剰酸素の荷電状態に依存して、局所原子構造や電子バンド構造は顕著に変化することが示される。