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[11p-Z13-13] 強酸処理したグラファイト状窒化炭素試料における構造評価
キーワード:光触媒
グラファイト状の二次元窒化炭素(g-C3N4)は、可視域のバンドギャップエネルギーを有することや、窒素と炭素のみから構成されることから、金属フリーの有機光触媒や光電変換材料への応用が期待されている。特に、少数の層から成るg-C3N4のナノシートは、バルク状態と比較してより高い比表面積を有し、より良好な触媒作用を有すると期待されている。そこで本研究では、バルク状g-C3N4の化学的剥離による二次元ナノシートの作製を企図して、強酸処理を施したg-C3N4試料の構造評価を実施し、強酸処理が試料に与える影響について調べた。