[11p-Z13-1~18] 12.1 作製・構造制御

△ [11p-Z13-4] エレクトロスピニング法を用いた繊維型有機半導体の導電性向上

〇水島 遼也¹、安達 圭祐¹、菅野 彩香¹、山内 博¹、田所 貴志¹ (1.東京電機大工)

キーワード：有機半導体, P3HT, エレクトロスピニング

近年、比較的高移動度な高分子有機半導体である P3HTが注目されている。P3HT は細い繊維状にする事によって繊維方向に配向させることができる為、導電率の向上が見込まれる。P3HT のファイバー化にはエレクトロスピニング法(ES 法)を用いる手法が広く研究されているがファイバーは微細化するほどその取り扱いや強度が課題となる。本研究では補助剤として PEO を用いて P3HT ファイバーの細線化、及び平行した複数本のファイバーの作製を行った。