2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

3 光・フォトニクス » 3.9 テラヘルツ全般

[11p-Z24-1~13] 3.9 テラヘルツ全般

2020年9月11日(金) 13:30 〜 17:00 Z24

小西 邦昭(東大)、坪内 雅明(量研機構)

16:45 〜 17:00

[11p-Z24-13] 金属探針を使ったテラヘルツ光渦の超集束効果

〇(M1)井上 美香1、岡本 知也1、藤原 爽太郎1、青石 宗一郎1、日野 優太1、菜嶋 茂喜1、近藤 孝志2、神波 誠治2、鈴木 哲仁3、小川 雄一3、宮本 克彦4,5、尾松 孝茂4,5 (1.阪市大院工、2.村田製作所、3.京大院農、4.千葉大院工、5.千葉大分子キラリティー研究センター)

キーワード:テラヘルツ, 光渦, 超集束効果

私たちはテラヘルツ光渦と金属探針との結合についてFDTD電磁界計算を用いて調査した。探針の直径が大きくなるほど探針近傍での電場増強された分布が拡がった。したがって光渦の探針への結合は入射テラヘルツビームの直径サイズに依存することが示唆される。また本研究では、伝搬についての調査や結合後の電場ベクトルの空間分布についても調査した。結果、探針を用いることでテラヘルツ光渦が超集束されることが示唆された。