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[11p-Z28-12] カーボンナノチューブ導電膜の転写技術の確立
キーワード:カーボンナノチューブ, 転写, インク
CNT 0.1 wt%、分散剤エチルセルロース 1 wt%、N-メチルピロリドン溶媒のCNTインクを用いたCNT導電膜の作製および転写を行った。転写手順としては、Cu基板上に作製したCNT膜に支持材であるPMMAを塗布し、硝酸鉄 (Ⅲ) 水溶液に浸しCuをエッチングした後にガラス基板上に転写した。TFSAでドーピングを施したCNT膜のシート抵抗は~55 Ω/sq.であった。また、CNT膜のG/D比は18.5であり、転写プロセスによるCNT膜の劣化が生じてないことがわかった。