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[8a-Z10-1] 高温超伝導粒子の磁化率異方性に関する研究II
キーワード:磁場配向, 高温超伝導体, 磁化率異方性
REBa2Cu3Oy(RE123)は高い臨界温度を有する超伝導セラミックスである。その実用化には微結晶の配向が必要である。RE123の結晶系は直方晶であるので磁場による3次元配向が可能である。磁化率異方性の値を知ることにより、3次元配向の精度を上げることが可能である。我々は、X線回折法をもちいて微結晶懸濁液から磁化率異方性を決定する方法を検討している。今回は、その手法をY0.5Er0.5123の微結晶に適応し、3つの磁化軸の異方性比を決定した。