2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[8a-Z12-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年9月8日(火) 09:00 〜 12:15 Z12

宇野 重康(立命館大)、細川 千絵(大阪市立大)

10:00 〜 10:15

[8a-Z12-5] T細胞活性評価のための一細胞レベル細胞間相互作用解析デバイスの開発

井手 大輝1,2、Espulgar Wilfred1、齋藤 真人1,2、青枝 大貴3、民谷 栄一2,4 (1.阪大院工、2.産総研・阪大先端フォトバイオ、3.阪大微研、4.阪大産研)

キーワード:マイクロ流体デバイス, シングルセル解析

免疫応答の開始には、抗原提示細胞(APC)の提示する病原体由来の抗原を特異的に認識した活性化T細胞が必須となる。しかし、T細胞の抗原受容体は細胞毎に異なるため、免疫応答を惹起する抗原特異的T細胞を解析する手法は未だ確立されていない。本研究では、一細胞レベルでペア形成を再現する微細構造をもつデバイスを独自開発し、細胞内情報伝達シグナルであるCa2+を指標にT細胞の活性評価を行い抗原特異的T細胞の検出を試みた。