11:30 AM - 11:45 AM
[8a-Z12-9] Surface plasmon-enhanced fluorescence immunosensor for cardiac troponin
Keywords:immunosenser, cardiac troponin, surface plasmon-enhanced fluorescence
周術期心筋梗塞(perioperative myocardial infarction, PMI)は、非心臓手術後の主なの死亡原因であることから、早期発見・治療が必要である。早期発見には、PMI発症後3~4時間で血中濃度が上昇する心筋バイオマーカー「心筋トロポニンI(cardiac troponin, cTnI)」を周術期にわたってモニタリングすることが有用だと考えられる。そこで、本研究では心筋トロポニンI (cTnI)のモニタリングを最終目標とし、高感度な「表面プラズモン増強蛍光(surface plasmon enhanced fluorescence, SPF)センサ」と「pH耐性を有する膜タンパク(ORLA85)を用いた感応部再生技術」を組み合わせた、cTnI用SPFイムノセンサの開発を行った。