2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[8a-Z12-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年9月8日(火) 09:00 〜 12:15 Z12

宇野 重康(立命館大)、細川 千絵(大阪市立大)

11:30 〜 11:45

[8a-Z12-9] 心筋トロポニン計測用の表面プラズモン増強蛍光(SPF)イムノセンサ

ハオ ザイチェン1、大石 紘希1、當麻 浩司1、荒川 貴博1、三林 浩二1 (1.医科歯科大)

キーワード:イムノセンサ, 心筋トロポニン, 表面プラズモン増強蛍光

周術期心筋梗塞(perioperative myocardial infarction, PMI)は、非心臓手術後の主なの死亡原因であることから、早期発見・治療が必要である。早期発見には、PMI発症後3~4時間で血中濃度が上昇する心筋バイオマーカー「心筋トロポニンI(cardiac troponin, cTnI)」を周術期にわたってモニタリングすることが有用だと考えられる。そこで、本研究では心筋トロポニンI (cTnI)のモニタリングを最終目標とし、高感度な「表面プラズモン増強蛍光(surface plasmon enhanced fluorescence, SPF)センサ」と「pH耐性を有する膜タンパク(ORLA85)を用いた感応部再生技術」を組み合わせた、cTnI用SPFイムノセンサの開発を行った。