9:30 AM - 9:45 AM
[8a-Z13-1] Temperature Dependence on Luminescent Properties of Copper(I)-Iodide Complex with (2-Carboxyethyl)diphenylphosphine as a Ligand
Keywords:(2-carboxyethyl)diphenylphosphine, Copper(I)-Iodide complex, Luminescence
我々は、これまでにトリフェニルホスフィンを配位子とするハロゲン化銅 (I) 錯体の合成及び光学特性を検討し、発光性サーモクロミズムや発光性メカノクロミズム現象を明らかにした。一方、これらの錯体においては高い発光量子収率が得られておらず、ポスト OLED 材料として展開できるレベルに至っていない。そこで、高い発光量子収率が期待されている配位子としてトリフェニルホスフィンの1つのフェニル基をカルボキシエチル基に替えた(2-Carboxyethyl)diphenylphosphine (Hdppa) を検討したので、その結果について報告する。