[8a-Z14-1~12] 2.1 放射線物理一般・検出器基礎

[8a-Z14-7] 光ファイバを用いた人体挿入可能な小型線量計の製作方法に関する検討

〇(M1)金子 和樹¹、平田 悠歩²、山崎 淳¹、吉橋 幸子¹、渡辺 賢一¹、瓜谷 章¹ (1.名古屋大工、2.原子力機構)

キーワード：放射線治療, シンチレータ, 光ファイバ

放射線治療の際に、患部の近くで直接線量測定を行うことができる線量計の作製が検討されている。この線量計は光ファイバの先端に蛍光体粉末を付着させ作製を行うが、付着する蛍光体粉末の質量のばらつきに起因して作製した線量計ごとに放射線に対する応答がばらついていまうという問題があった。このため、光ファイバに付着させる粉末の重量をコントロールし同一の応答を得られるような線量計の作製方法の考案を試みた。