2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

6 薄膜・表面 » 6.1 強誘電体薄膜

[8a-Z17-1~10] 6.1 強誘電体薄膜

2020年9月8日(火) 09:00 〜 11:45 Z17

平永 良臣(東北大)

09:00 〜 09:15

[8a-Z17-1] スパッタ法におけるPZT薄膜の成長機構の検討Ⅱ

村瀬 幹生1、吉村 武1、藤村 紀文1 (1.阪府大院工)

キーワード:強誘電体, PZT, コンビナトリアル法

圧電MEMSデバイスは、ジャイロセンサなどで実用化が始まり、最近ではマイクなどの開発が進められている。その多くにPb(Zr,Ti)O3(PZT)薄膜が用いられ、製膜手法として主に化学溶液法もしくはスパッタ法[1]が採用されている。PZTの製膜には長い歴史があるが、特にスパッタ法には体系化された報告は少ないように思われる。そこで本研究では多くある製膜パラメータの中で特に重要と考えられる成長温度とPb供給量に着目して、PZTの結晶成長との関係について調べた。