[8a-Z17-1~10] 6.1 強誘電体薄膜

[8a-Z17-7] 常誘電体パイロクロア型酸化物La₂Zr₂O₇に添加した希土類イオンの存在位置の広がりに関する第一原理計算

〇(M1)横手 俊哉¹、吉野 正人¹、山田 智明^1,2、長崎 正雅¹ (1.名大工、2.東工大元素戦略セ)

キーワード：La2Zr2O7, 第一原理計算

パイロクロア型酸化物でイオンの安定位置の広がりにより比較的大きなチューナビリティーを示す物質系が知られている。発表者らの第一原理計算による研究より、La₂Zr₂O₇においてLaサイトに置換したYの安定位置が広がりをもつことが予想される結果が得られた。本研究では、YやErを添加したLa₂Zr₂O₇の構造最適化計算、安定位置間のポテンシャル障壁の計算を行い、Y, Er周りの構造について評価した。