[8a-Z24-1~9] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[8a-Z24-9] 直結式量子磁束パラメトロン回路における配線長の改善

〇石田 椋平¹、竹内 尚輝²、山栄 大樹¹、吉川 信行^1,2 (1.横国大院理工、2.横国大IAS)

キーワード：超伝導集積回路, 小型化, 配線長

断熱量子磁束パラメトロン (AQFP) 回路は、半導体集積回路に比べ6桁ほど低い消費電力で動作させることが出来る。現在、AQFPを用いた大規模な回路の動作実証が行われているが、より大きな回路を実現するためには、AQFPの小型化が望まれる。そこで、直結式量子磁束パラメトロン (DQFP) 回路が提案されている。本研究では、従来のDQFPのinverterについて、設計ルールを定めたうえで、回路パラメータの最適化を行い、配線長を改善した。