2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

CS コードシェアセッション » 【CS.1】 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析 と 7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

[8a-Z25-1~12] 【CS.1】 2.4 加速器質量分析・加速器ビーム分析 と 7.5 イオンビーム一般のコードシェアセッション

2020年9月8日(火) 09:00 〜 12:15 Z25

松崎 浩之(東大)、笹 公和(筑波大)

11:45 〜 12:00

[8a-Z25-11] 東部南太平洋における10Be濃度の東西断面図(Ⅱ)

山形 武靖1,2、松崎 浩之1、永井 尚生2 (1.東大博物館、2.日大文理)

キーワード:加速器質量分析, 宇宙線生成核種, 東部南太平洋

宇宙線生成核種7Be (半減期53.3日), 10Be (半減期136万年)は大気高層において二次宇宙線と大気中の窒素, 酸素との核反応で生成する. 海洋におけるBeの滞留時間は400-1000年と言われており, 海水中10Be濃度の深度分布はリサイクル型と呼ばれる深度が深くなると濃度が増加する深度分布を持つ. 本研究は東部南太平洋の10Be濃度の深度分布から海洋における10Beの循環について考察する。