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[8a-Z25-5] 加速器質量分析におけるレーザー光脱離法の分子負イオンへの適用の検討
キーワード:加速器質量分析, レーザー光脱離法, 分子イオン
AMSにおけるレーザー光脱離法(LPD)は、同重体負イオンをレーザー光で中性化し、目的核種から分離する手法である。原子の電子親和力(EA)よりもレーザーのエネルギーが大きい場合に光脱離反応で負イオンが中性化されるため、目的核種よりも同重体のEAの方が大きい場合には適用ができない。一方、分子イオンになるとEAが逆転する組合せもあり、LPDが適用できる可能性がある。本発表では、分子イオンへのLPDの適用の可能性について検討する。