2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

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[8p-Z07-1~17] 8.4 プラズマライフサイエンス

2020年9月8日(火) 13:30 〜 18:15 Z07

呉 準席(大阪市立大)、奥村 賢直(九大)

13:30 〜 13:45

[8p-Z07-1] 可塑チューブ内の活性酸素ラジカル研究へのPVA-KI 化学プローブの応用

松浦 寛人1,2、オウアンサビンサ ブニャン2、トラン トラングエン2、胡 敏2、朝田 良子1,2 (1.大府大学放射線、2.大府大工)

キーワード:化学プローブ, 活性酸素, 大気圧プラズマ

長尺な可塑チューブ内の大腸菌が大気圧プラズマ処理で不活化できることを報告したが、活性酸素(ROS)の直接計測はできていなかった。放射線の化学線量計に提案されているポリビニルアルコールーヨウ化カリウム(PVA-KI)反応を、ROSの計測に応用することを提案している。本研究ではプラズマ照射条件だけでなく、PVA-KIサンプルの状態が計測に及ぼす影響を調べ、可塑チューブ内のラジカル計測を改善した。