17:15 〜 17:30
[8p-Z07-14] 高温障害を持つイネ種子の発芽特性へ及ぼす誘電体バリア放電プラズマ照射の影響
キーワード:プラズマ, 植物種子, 発芽
地球温暖化によるイネの登熟期の高温ストレス障害が問題視されている。高温登熟を経験したイネ(Oryza sativa L.)の種子は、発芽遅延を示すため発芽特性の改善が重要課題である。近年、種子への大気圧誘電体バリア放電(DBD)プラズマ照射が発芽・成長の促進や収穫量の増加を示すことを明らかしている。ここでは、高温登熟されたイネ種子へのプラズマ照射による発芽特性の改善について報告する。