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[8p-Z09-10] 増感型熱利用発電における作用極フェルミ準位の影響
キーワード:熱エネルギー, 再生利用可能エネルギー, 色素増感型太陽電池
増感型熱利用発電は色素増感型太陽電池における色素の光励起を半導体の熱励起に代えたもので、半導体が電子輸送層に重なった作用極、対極、電解質の3層からなる。光でも熱でも励起できる半導体で増感型電池を作製すると光でも熱でも発電するが、熱励起の方が開放電圧が小さくなる。今回、その原因を調べるため、電子輸送層のドープ量を変えて作用極全体のフェルミ準位を制御し、検討した。