2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

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[8p-Z19-1~24] 3.8 光計測技術・機器

2020年9月8日(火) 13:00 〜 20:00 Z19

塩田 達俊(埼玉大)、染川 智弘(レーザー総研)、田辺 稔(産総研)、南川 丈夫(徳島大)

14:15 〜 14:30

[8p-Z19-5] 多波長走査型OCMの広視野一括振動計測の性能評価と測定感度の向上

〇(M1)吉水 海斗1、崔 森悦2,4、太田 岳3,4、任 書晃3,4、日比野 浩3,4 (1.新潟大院自然研、2.新潟大工、3.新潟大医、4.AMED-CREST, AMED)

キーワード:光コヒーレンス顕微鏡, 生体振動計測, en-face OCT

本研究では、先行研究で提案した、内耳感覚上皮帯振動のin-vivo広視野一括計測を施行した多波長走査型光コヒーレンス顕微鏡の測定感度の評価と向上を行った。解析に用いるCMOSイメージセンサーのフレーム数(データ点数)の増加によって雑音が減少し、感度が向上することが判明した。0次干渉画像を16000フレームを用いた場合、非生物での振動振幅感度は0.45nmまで向上した。また、検出可能な最小振動振幅において位相分布の計測が可能であった。