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[8p-Z22-14] 塩素置換C12A7:Cl-のラマン散乱における焼成雰囲気の影響
キーワード:燃料電池, C12A7:Cl
マイエナイトC12A7は石灰とアルミナの化合物で、内径0.4nm程度の籠状の骨格が面を共有して繋がった構造をとり、単位格子内の12個のケージのうち、2つに酸素イオンを内包している。本研究では、酸素イオンを塩素イオンで置換したC12A7:Cl-について、窒素ガス、窒素と水素の混合ガスの異なる雰囲気下で、温度や時間の条件を変化させて焼成し、ラマン分光法およびX線回折により測定し分析をおこなった。