2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

講演情報

一般セッション(口頭講演)

16 非晶質・微結晶 » 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

[8p-Z26-1~23] 16.1 基礎物性・評価・プロセス・デバイス

2020年9月8日(火) 13:00 〜 19:30 Z26

本間 剛(長岡技科大)、斎藤 全(愛媛大)、後藤 民浩(群馬大)、吉田 憲充(岐阜大)

16:15 〜 16:30

[8p-Z26-12] 二段階吸着法を用いたアルミナシリケートの室温原子層堆積とイオン吸着応用

森 義晴1、齋藤 健太郎1、吉田 一樹1、三浦 正範2、鹿又 健作2、有馬 ボシルアハマド1、久保田 繁1、〇廣瀬 文彦1 (1.山形大院理工、2.山形大有機材料システム)

キーワード:アルミナシリケート, 原子層堆積法, イオン吸着

ゼオライトの名で知られるアルミナシリケート珪酸塩は、イオン吸着機能があり、水質浄化に用いられる。この主成分はアルミナシリケートであり、アルミニウム原子が4価酸化物のような構造を取り、負に帯電することでイオン吸着機能を持つといわれている。我々はこのアルミナシリケートを薄膜化し、室温で形成する技術を開発した。この膜は、樹脂フィルムに対してイオン吸着、イオン交換の機能、またイオンセンシング機能を与える応用が期待される。本発表では、室温堆積について示し、またイオン交換吸着についても報告し、その応用を議論する。