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[8p-Z26-13] 低温イットリア原子層堆積の表面反応評価
キーワード:原子層堆積法, イットリア, 高誘電率材料
イットリア(Y2O3)はその高誘電率性から、MOSFETのゲート絶縁膜への応用が期待される。従来のY2O3の製膜法は化学気相堆積法、原子層堆積法(Atomic Layer Deposition : ALD)である。これらの製膜手法は200 ℃以上の高温を必要とするため、低温を必要とするフレキシブルデバイスへの応用は困難であった。本発表では、低温製膜を実現するため、80 ℃でのY2O3 ALDの条件の検討研究をおこなった。学会では、このほかの成膜試験結果、フレキシブルフィルム上での堆積例についても報告する。