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[8p-Z26-4] アモルファスセレン薄膜の欠陥準位評価
キーワード:セレン, 欠陥準位, 光熱偏向分光法
アモルファスセレン(Se)は光電的性質に優れた半導体材料であり、高感度撮像管やX線画像センサーへの応用が進んでいる。これらは高電界現象を利用しており、バンドギャップ中の欠陥準位が重要な役割を果たしている。実験と理論的な考察からアモルファスSeの欠陥準位の詳細が明らかになりつつある。また、光熱偏向分光法(PDS)は半導体薄膜の欠陥準位を高感度に観測できる手法である。PDSスペクトルに重畳する基板の信号を含めた解析により、アモルファスSeのサブギャップ光吸収を評価し、欠陥準位の詳細を明らかにする。