2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

11 超伝導 » 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

[8p-Z27-1~17] 11.5 接合,回路作製プロセスおよびデジタル応用

2020年9月8日(火) 13:00 〜 17:30 Z27

日高 睦夫(産総研)、山梨 裕希(横国大)

15:30 〜 15:45

[8p-Z27-10] 高感度AQFPコンパレータを用いた超伝導ナノワイヤ単一光子検出器の読み出し

〇(P)知名 史博1、竹内 尚輝2、三木 茂人1,3、宮嶋 茂之1、藪野 正裕1、寺井 弘高1 (1.情報機構、2.横浜国大、3.神戸大)

キーワード:断熱量子磁束パラメトロン, 超伝導ナノワイヤ単一光子検出器

我々は超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SSPD)イメージングアレイを実現するため、断熱量子磁束パラメトロン(AQFP)による信号処理回路開発を行っている。本稿では、電流トランスにより高感度化したAQFPコンパレータの設計、GM冷凍機下でのSSPDとの接続実験を行ったので報告する。測定結果から、AQFPコンパレータを用いて4.5 uAのSSPD信号を2%以下のエラーレートで検出できることを実証した。