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[8p-Z27-17] 可逆量子磁束パラメトロン・フリップフロップの消費エネルギーの検討
キーワード:超伝導集積回路, 断熱量子磁束パラメトロン, 可逆計算
可逆計算は熱力学的な可逆過程における計算であり、無限にゆっくり動作させることで計算に伴う消費エネルギーを無限小にすることが可能である。我々は超伝導回路である断熱量子磁束パラメトロン(AQFP)回路による可逆計算が可能である可逆量子磁束パラメトロン(RQFP)を用いた可逆計算機の開発を行っている。本研究ではRQFPを用いたSRフリップフロップの消費エネルギーの検討を行った。