[8p-Z27-1~17] 11.5 接合，回路作製プロセスおよびデジタル応用

[8p-Z27-4] 量子アニーラ(D-wave)を用いた多変量標準正規分布に従う乱数生成に向けた検証

〇太田 俊輔¹、濱田 龍之介²、門脇 正史²、西森 秀稔¹、小寺 哲夫¹ (1.東工大、2.デンソー)

キーワード：量子アニーラ, D-wave

モンテカルロシミュレーションなどにおいて、多変量正規分布に従う乱数の生成は重要な技術である。我々はその手段として量子アニーラに着目した。量子アニーラは物理現象の観測という形で解を得ることができるため計算コストを大幅に抑えることが期待される。本研究では、D-wave社の量子アニーラを用いた多変量標準正規分布に従う乱数生成に向けた検証及び量子アニーリングマシンの実験装置としての特性評価を行った。