2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

13 半導体 » 13.8 光物性・発光デバイス

[9a-Z04-1~12] 13.8 光物性・発光デバイス

2020年9月9日(水) 08:30 〜 11:30 Z04

加藤 有行(長岡技科大)、舘林 潤(阪大)

08:45 〜 09:00

[9a-Z04-2] βカロテンの抗酸化作用が高分子蛍光ポリマーMDMO-PPVの分子構造と発光特性に及ぼす影響

〇(M2)真方 裕貴1、大谷 直毅1 (1.同志社大理工)

キーワード:有機EL, βカロテン, MDMO-PPV

有機デバイスは酸化や光劣化による発光材料の劣化が課題となっているが,ホウレンソウから抽出したβカロテンの抗酸化作用が素子寿命および発光強度の改善に効果があることが明らかとなった.しかし,時間経過に伴い発光ピーク波長が短波長側にシフトする現象が測定され,この原因や原理は具体的に判明していない.本研究では,βカロテンをMDMO-PPVに混合し,化学構造の変化を評価したので報告する.