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△ [9a-Z12-1] pH摂動法による両親媒性リン脂質ポリマーの上皮透過評価
キーワード:両親媒性リン脂質ポリマー, pH摂動法, タイトジャンクション
上皮バリアは、生体恒常性を保つ一方で、薬剤吸収を阻む。従って、上皮バリアを突破可能なキャリア分子の需要は高い。リン脂質極性基を持つ親水性のMPCと疎水性のBMAからなる両親媒性リン脂質ポリマーは細胞膜を受動拡散で透過できる。そのため、キャリア分子として期待できる。本研究では、イオンバリア性の細胞膜/タイトジャンクションを高感度・高選択的に評価できるpH摂動法により上皮キャリアとしての有用性を評価した。