2020年第81回応用物理学会秋季学術講演会

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一般セッション(口頭講演)

12 有機分子・バイオエレクトロニクス » 12.7 医用工学・バイオチップ

[9a-Z12-1~11] 12.7 医用工学・バイオチップ

2020年9月9日(水) 09:00 〜 12:00 Z12

野田 俊彦(豊橋技科大)、田中 徹(東北大)

11:00 〜 11:15

[9a-Z12-8] ロバストな深部体温センサのトポロジー最適化を利用した設計

田中 雄次郎1、松永 大地1、田島 卓郎1、瀬山 倫子1 (1.NTT先デ研)

キーワード:深部体温センサ, トポロジー最適化

深部体温(CBT)の振舞いは,概日リズムを反映し我々の体調に密接に関係している.CBTの測定手法として生体の熱等価回路を考え,皮膚に貼ったセンサで測定される皮膚温度と熱流束を用いて推定する熱流束法がある.この手法は深部からセンサへの熱の無損失な輸送を仮定するため外気の流れがあると損失となり誤差を生む.本研究では外気の流れがあっても誤差を生じないセンサ構造をトポロジー最適化を利用して設計したので報告する.