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[9a-Z14-12] X線CTによる電子密度の補正を目的とした粒子線体内撮像手法の開発
キーワード:粒子線治療, 放射線測定器, ビームモニター
がんの粒子線治療において、治療計画の作成には体内の電子密度分布が必要である。現在はX線CTから得られるX線減衰係数用いて計算しているが、電子密度へ変換する際に誤差が生じる。本研究の目的は、治療用粒子線の多重散乱角を用いた体内撮像手法により、X線CTによる電子密度分布の補正を行い、照射線量の精度を向上させることにある。本手法による電子数測定の有用性、散乱角による電子数測定の実現正について報告する。